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奈良クラブ、注目の“鹿”ユニフォーム 新デザインにこめた3つのコンセプトとは?
3つ目のコンセプトは「拠点」でつながる、「ファミリーになる」
「今、奈良クラブは練習場もオフィスもスタジアムも離れていて、フロントがアカデミーの選手を見ても顔と名前が一致しない。僕らはオフラインでも、フロント、トップ、アカデミーを統一することで、みんな顔が見えてつながる。ファミリーになる。そういう位置付けのコンセプトでもある」
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奈良クラブは現在、新事業として「拠点づくり」を構想している。クラブハウス併用の練習場、合宿場など施設をつくり、トップからアカデミーまでが同じ場所で活動する計画。この「拠点」によって、つながりを持つことが目的だ。
「オフラインでの『つながる』とオンラインでの『つながる』、全部知ってもらうための『つながるユニフォーム』を今回仕掛けた。拠点では、多世代が集まってつながることで、小さな力でも結集すれば大きなものになるという考え方」
3つのコンセプトを持ったユニフォームには大きな反響が寄せられている。選手やファン、サポーターからは「今年は『ダサい』という声が一切出てきていない。みんなかっこいいと言ってくれて良かった。ピッチでも映える」と、好感触。大切な思いがたくさん詰まったユニフォームとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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