プレミアリーグ「MVP候補トップ10」を英メディア選出 “最有力”とされた選手は?

候補者上位10人をランク付けした【写真:AP】
候補者上位10人をランク付けした【写真:AP】

PFA年間最優秀選手賞の行方をブックメーカーのオッズを基に予想

 プレミアリーグの2020-21シーズンも佳境に差しかかっている。優勝争いの行方も注目の一方で、シーズンMVP(PFA年間最優秀選手賞)の動向も気になるところだ。英サッカー情報サイト「Squawka」がブックメーカーのオッズを基に、候補者上位10人をランク付けした。

 イングランドでその年で最も活躍した選手に送られるPFA年間最優秀選手賞。昨年の受賞者はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネで、2年連続受賞となれば、06-07、07-08シーズンのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時マンチェスター・ユナイテッド/現ユベントス)以来となる。

 英ブックメーカー「スカイ・ベット」のオッズで見ると、連続受賞の期待がかかるデ・ブライネは15倍で6位にランクインした。ここまで11アシストとシティの攻撃を牽引しているが、最有力候補とまではならなかった。

 5位にはアストン・ビラの背番号10を背負うイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(13倍)、4位にシティの元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(9倍)と今季目覚ましい活躍を見せる2人のMFが名を連ねた。

 トップ3の3位にはトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン。オッズは5.5倍だった。チームはやや調子を落としているなかで、現在プレミアリーグ得点ランキングでリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並ぶトップタイの17得点をマークしている。

 2位は首位シティの新たな守備の要となっているポルトガル代表DFルベン・ディアスだ。18-19シーズンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)に続くセンターバックとしての受賞なるか。オッズは4倍だった。

 そして1位はマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス。オッズは2.1倍で大本命となった。正確無比なキックを持つフェルナンデスは今季16得点10アシスト(リーグ2位)、ビッグチャンス創出17回(リーグ1位)と圧巻のスタッツを残している。

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