「絶対に勝たないといけない試合」 主将・吉田が“後輩”たちに伝えたい日韓戦の意義
韓国戦の“意義”を次世代へ継承「重要性に気づいて意識を強く持ってもらいたい」
主将としてチームを牽引するだけではない。コロナ禍のためバブル方式で開催される3月シリーズの代表戦。海外組は国内組と宿舎も別フロアで、ピッチ上でしかコミュニケーションを図ることができない。そのなかで、「メディアを通じてでも」後輩に伝えたいことがある。
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「僕は、日韓戦の重要性や勝たなければいけないと上の世代から伝えられてきたギリギリの世代だと思う。10年という期間が空いてしまっただけに伝えられていないという危惧もある。それをスタッフとも話しているし、メディアを通じてでも20代の選手たちに、この試合の意味を理解してほしい。みんなが韓国戦の重要性に気づいて意識を強く持ってもらいたい。絶対に負けられない、絶対に勝たなければいけない試合。今の時代にそぐわないかもしれないけど、足が折れても、体が壊れてもぶつかっていかなくてはいけないという表現を少し前はよくしていた。下の世代にそういう表現で伝えるのが合っているか分からないけど、確実に意識してほしいのはキャリアの中で一番大事な試合になるんだよということ」
何度も繰り返した「絶対に勝たなければいけない」という言葉。日本代表にとってこの一戦はただの1試合ではない。どんな言い訳も通用しない、プライドとプライドをかけた戦いだ。その意味を理解した11人、ベンチを含めた23人とともに10年ぶりの“日韓戦”に臨む。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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