バルサの“136億円FW”、圧巻の単独ゴールに英注目 「華々しいゴラッソ」
フランス代表FWウスマン・デンベレのゴラッソを含む6ゴールでレアル・ソシエダを圧倒
バルセロナは現地時間21日、アウェーで行われたリーガ・エスパニョーラ第28節レアル・ソシエダ戦で6-1と大勝を収めた。大量6得点が生まれた試合でフランス代表FWウスマン・デンベレが決めたゴールを英メディアは 「素晴らしいゴラッソ」と称賛している。
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現在首位のアトレティコ・マドリードと勝ち点差4の2位につけているバルセロナは今節、5位と好調なソシエダ戦を迎え、敵地に乗り込んだ。試合開始序盤からバルセロナが試合をコントロールし、前半37分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがクロスのこぼれ球を押し込んで先制点を奪う。さらに同43分には、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのスルーパスに抜け出したアメリカ代表DFセルジーニョ・デストが追加点を決め2-0で試合を折り返す。後半に入ってもバルセロナの勢いは止まらず、1失点はしたものの後半だけで4点を奪い、6-1とソシエダを寄せ付けなかった。
そんななか、5点目を決めたデンベレのゴールに海外メディアが注目している。後半26分、敵陣センターサークル付近でボールを受けたデンベレはゆっくりとドリブル開始。右足で細かいタッチをしながら相手の様子を伺い、寄せが甘いと見るや加速。相手守備陣を置き去りにする突破で、あっという間にペナルティーエリア内に侵入した。最後はボディフェイントを入れシュートコースを作って左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。
英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「ウスマン・デンベレのソロゴラッソは、素晴らしい出来のバルセロナの仕上げをした」と見出しを打ち、「デンベレがハーフウエーライン付近でボールを持つと、即座に迫力を示した。あまりに簡単に突破できたが、ボールをソシエダのゴール前まで運んでみせた。フランス人の華々しいゴールだ!」と言及していた。
2017年夏に約136億円という破格の金額でドルトムントからバルセロナへ移籍したデンベレだが、これまで相次ぐ負傷により本来の力を発揮できておらず、批判の的となっていた。一方、今季途中にハムストリングの負傷から復帰して以降は復調の兆しを見せており、第25節セビージャ戦(2-0)の上位対決でも得点を奪い、勝利に貢献。反撃の狼煙を上げるデンベレの今後のパフォーマンスに注目だ。