「今でも変わらずアジアで強い存在」 森保監督、宿敵・韓国を警戒「激しく厳しい」
日本代表は25日に10年ぶりとなる親善試合・韓国戦に臨む。
日本代表を率いる森保一監督が24日、国際親善試合・韓国戦(25日/日産スタジアム)に向けて前日会見に臨んだ。親善試合としての日韓戦開催は10年ぶり。日本の直近の韓国戦成績は、国内組が中心だった2017年と19年のE-1選手権(東アジアカップ)で2連敗となっている。自身が現役時代に対戦したこともある宿敵の印象を、「今でも変わらずアジアで強い存在」だと語った。
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直近の対戦は2019年。森保監督が率いる日本代表は、国内組で臨んだE-1選手権で韓国と対戦し、0-1と惜敗した。その前も17年に行われた同大会でバヒド・ハリルホジッチ監督が率いる国内組の日本代表が1-4で大敗。現在は2連敗中となっている。親善試合としては10年ぶりの開催となる宿敵との対戦。森保監督は現在の韓国の印象について口を開いた。
「まずはダイナミックに、激しく厳しく、アグレッシブに戦うことをベースに用いながらも攻撃ではGK、ディフェンスラインからビルドアップしてチャンスを作る。守備では前線からプレッシャーをかける時、オーガナイズして制限をかけながらボールを奪い、組織的に戦うというところが今の韓国になってチームとして成熟してきていると思っている。そういった意味では我々も激しく厳しく球際のところから、ダイナミックに戦うところもアグレッシブさを持って戦いたい」
森保監督も現役時代に対戦経験がある。自身が初めて韓国戦に出場した1992年のダイナスティカップでは0-0のドロー。当時から変わらない存在だという。
「今でも変わらずアジアで強い存在。私が現役時代に初めて韓国代表と対戦した時は日本サッカーもレベルが上がっている時だった。韓国の選手はフィジカル的にも強く、戦術的にも長けている選手で強いと感じた」
10年ぶりとなる親善試合での対戦。「ベストメンバーで臨みたい」と話す森保監督が率いる日本代表は、どのような熱戦を演じるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)