J1歴代最強FW大久保嘉人、“転機”となったマジョルカの経験 久保建英も「絶対やれる」
「得点王になれたのは、絶対にマジョルカでの『気づき』があったから」
今年6月に39歳となる大久保は、今でもゴールへの嗅覚が衰えることがない。柏レイソルとの開幕戦で奪った得点も、右サイドからのクロスに対してニアサイドに飛び込み、“点”で合わせるストライカーらしい形から生まれた。
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「(マジョルカに行ってから)周りを見るようになった。自分が行ける時にも周りを使ったほうがいい時には周りを使うし、例えばGKを抜いたけど中に人がフリーでいたら中に渡す。こういうプレースタイルになった。パスを出すようになった。得点王になれたのは、絶対にマジョルカでの『気づき』があったから」
大久保を成熟させたスペインでの経験。FC東京時代の元同僚で、今季はビジャレアル、ヘタフェと場所を変えてスペインでプレーし続ける久保に対しても、さらなる成長を期待している。
「絶対(壁を)感じていると思う。でも、絶対やれるようになると思うので大丈夫」
ビジャレアルではなかなか出場機会に恵まれず、ヘタフェへ期限付き移籍を決意した久保。現在は思うようにプレー機会を得られていないが、その試練こそが久保を大きくさせると“先輩”は確信しているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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