「アジアの枠を抜けている」 鎌田大地、日韓戦不参加のソン・フンミンに言及
初の日韓戦に臨む鎌田、不参加となったソン・フンミンについて見解を示す
森保一監督率いる日本代表は、国際親善試合・韓国戦(25日/日産スタジアム)とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(30日/フクダ電子アリーナ)に向けて合宿をスタートさせている。23日にMF鎌田大地(フランクフルト)がオンライン取材に応じ、今回の日韓戦に招集されるも負傷のため不参加となった韓国代表FWソン・フンミンについて「アジアの枠を抜けている感じがする」との見解を示した。
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昨季ブンデスリーガのフランクフルトで飛躍を果たした鎌田は、今季もUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけるチームの攻撃陣の一角として活躍。ここまで24試合に出場し4得点9アシストをマークしている。また日本代表としても、昨年10月と11月の欧州遠征に参加し、存在感のあるプレーを見せていた。
鎌田は現在のコンディションについて、「昨季に比べて試合数が多くなく、1週間に1試合で常に良い状態でプレーできているし、シーズン前にいろいろと新しい体の部分の取り組みを始めて、最初は少し重かった部分もあるけど今はフィットしている。そういうのが上手くいっていると思う」と、フィジカル面での充実を明かした。そのうえで、今回が年代別代表を通じても自身初となる“日韓戦”に向けて、「韓国人選手は体が強かったり、フィジカルが日本人よりあってアグレッシブなイメージがあるので、そういうところで負けないようにやりたい」との意気込みを口にしている。
韓国代表は日本戦に向けて欧州組を招集しており、プレミアリーグのトッテナムで活躍する絶対的エースのFWソン・フンミンもメンバーに選ばれていたが、負傷により不参加が決定。今季のプレミアリーグで28試合13得点、世界最高峰のリーグで5年連続二桁ゴールをマークしているソン・フンミンについて問われた鎌田は、「僕の意見ですが」と断りを入れたうえで次のように語っている。
「歴代アジアナンバーワンというか、アジアの枠を抜けている感じがする。点の取り方やスピード感は、同じアジア人じゃない感じがする。前線の選手として世界のトップクラスの人たちとできるのは特別なこと。あのスピード感は真似できないし、彼は本当に抜けていると思う」
韓国人選手の印象について、「よりヨーロッパっぽい、速くてフィジカルがある感じ」とも語っていた鎌田。欧州の第一線で戦い、その厳しさを感じているからこそ、ソン・フンミンが長年結果を残していることに敬意を表していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)