敵陣ゴール前になぜ8人? バルサの華麗パスワーク弾に反響「本当に美しい」
ソシエダに6-1大勝、終了間際に生まれたダメ押し弾を生んだ連係が話題
バルセロナは現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節レアル・ソシエダ戦に、6-1と大勝した。アウェーで圧巻のゴールラッシュを見せたなか、後半44分にバルサらしい華麗なパスワークからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが決めた一撃が反響を呼んでいる。
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首位アトレティコ・マドリードを追う2位バルセロナは、現在5位と好調なソシエダの本拠地に乗り込んだ。苦戦も予想されたものの、前半37分に生まれたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの先制点を皮切りに自慢の攻撃が爆発。後半26分までに5-0として勝負を決めた。
そして1点を返された後の試合終了間際に、バルサらしい展開からゴールが生まれる。同44分、中盤での丁寧なビルドアップから人数をかけて右サイドから相手陣内を前進すると、ペナルティーアークでボールを受けたメッシが相手DFを引きつけて左サイドのエリア内でフリーになっていたスペイン代表DFジョルディ・アルバへパスを送る。そしてアルバが21歳のスペイン人MFリキ・プッチとのワンツーで縦に抜け出すと、最後はダイレクトでマイナスに折り返し走り込んだメッシが左足でゴール左隅に流し込んだ。
華麗なパスワークによって生まれたゴールを、「DAZN」公式ツイッターは「ゴールラッシュの最後は華麗なパスワークからメッシがフィニッシュ」と綴って映像を公開。ファンからは「崩すお手本。とても綺麗な三角形」「このシーン本当に美しい」「カンテラーノで繋いだゴール素晴らしい」など、バルサらしいパスワークや下部組織出身者によって生まれたゴールを称える声のほか、「バルサ8人もゴール前おるのヤバい」など人数をかけた攻撃に驚くコメントも寄せられていた。
すでに4点差となっていた試合終了間際のシーンだけに、両チームの選手に集中力の差が生まれていたことは否めないが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では16強敗退の一方、リーガで18戦負けなし(15勝3分)の勢いを感じさせる一撃となった。