怪物ハーランド、相手選手への“ユニフォーム投げつけ”を謝罪 「間違った対応をした」
試合終了直後、ケルンDFメレにユニフォームを投げつけてピッチを去ったことを反省
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、現地時間20日のブンデスリーガ第26節ケルン戦(2-2)でタイムアップと同時に自身のユニフォームを相手選手に放り投げてピッチを去った。その行為に対し非難が殺到したが、本人は「間違った対応をしてしまった」と謝罪している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ドルトムントは前半3分、ドイツ代表MFエムレ・ジャンのロングフィードをペナルティーエリア内で受けたハーランドが、絶妙なドリブルから相手GKとの1対1を制して先制に成功する。
しかし、前半35分にPKで同点とされると、後半20分には勝ち越しを許してしまう。後半45分に右サイドを苦したFWアンスガー・クナウフのクロスを、ハーランドがファーサイドでスライディングしながら合わせて2-2に追いついたが、14位のケルン相手に勝ち点1の獲得にとどまった。
ハーランドは試合展開にフラストレーションが溜まっていたのか、タイムアップと同時に脱いだユニフォームをケルンのスペイン人DFホルヘ・メレに放り投げるように渡し、足早にロッカールームへと下がっていった。
海外ファンからは「無礼で傲慢」「嫌いになった」「クレイジーだ」など非難が殺到していたが、「マルカ」紙によれば、ハーランドは自らの行為を謝罪したという。
「僕はかなり苛立っていた。ユニフォーム交換を頼んできた選手にそれを投げつける間違った対応をしてしまった。申し訳ないと思う。だけど、怒りで自分をコントロールできなかった」
また、記事では、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドとの比較について問われたハーランドのコメントも紹介している。
「書くのはメディアだからね。僕の目標はピッチでのプレーを改善すること。ロナウドとメッシについて話す必要はない。彼らはベストの存在かもしれないが、僕があのレべルに到達するためにはまだ長い道のりがある」
冷静さを取り戻したハーランドは、自らの現在地を踏まえてさらなる成長を誓っていた。