古橋亨梧、 高校の“同級生”南野拓実と再会に発奮 夢の共演目指す「目標とする選手」

日本代表のMF南野拓実とFW古橋亨梧【写真:Getty Images & 高橋 学】
日本代表のMF南野拓実とFW古橋亨梧【写真:Getty Images & 高橋 学】

日本代表に2度目の招集となった古橋亨梧が取材対応に応じる

 森保一監督率いる日本代表は22日、国際親善試合・韓国戦(25日/日産スタジアム)とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(30日/フクダ電子アリーナ)に向けて、合宿をスタートさせた。今回2019年11月以来、1年4カ月ぶりに招集されたFW古橋亨梧(ヴィッセル神戸)は、前回は一緒にプレーすることができなかった高校時代の同窓生・MF南野拓実(サウサンプトン)と再会。「目標とする選手」に刺激を受け、代表初ゴールを目指す。

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 2019年11月に行われた国際親善試合ベネズエラ戦。1-4で大敗を喫した一戦で古橋は代表初招集された。直前に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)のメンバーには招集されず、ベネズエラ戦の後半からピッチに立った。その時に付けた背番号9は、興国高校時代に同学年だった南野がいつも背負う番号。高校時代、サッカー部に所属する古橋と、セレッソ大阪ユースに在籍していた南野は、あまり関わりはなかったものの、常に刺激を受ける存在だった。

「クラスが違ったので、一緒の時間に体育をするとか、学校行事で会うくらいで、あまり話したことはなかった。でも、近くに目標とする選手がいるモチベーションはあった。彼だけでなくほかの選手と一緒にやるのも楽しみだし、自分がどこまでできるのかも楽しみでしかない。今日の朝、(南野と)会ったけど、まだ『久しぶり』くらいしか言えていないので、これから話していければ。色々と聞きたいですね。海外で活躍していることやプレーのこと」

 18年夏に神戸へ加入後、コンスタントに結果を残してきた。19年は31試合10得点、昨季は30試合12得点。今季はここまで6試合3ゴールでチームを牽引している。その先に見ていたのは、再び代表の舞台に立つことだった。代表デビュー戦となったベネズエラ戦では決定機に絡みながらも決め切れず、不完全燃焼に終わった。今回はその思いを糧に這い上がる覚悟だ。

「前回は悔しい思いをしたので、チャンスをつかみたい思いが強かった。今年まだまだ外している回数が多くてチームに迷惑をかけているけど、チャンスを作れているのは自分の強みなので生かしていきたい。余裕もできてきたし、泥臭いゴールを決められることも証明してきているので、決められるようにしていきたい」

 古橋にとって目標にしてきた南野と日の丸。自身の力で掴んだチャンスを生かし、虎視眈々とゴールを狙う。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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