手倉森Jにも8人を送り出してきた”タレントの宝庫”東京V リオ&東京五輪を狙う注目選手とは
伝統の育成力は健在! 今季の東京Vで必見のリオ&東京五輪世代コンビ
2016年のリオデジャネイロ五輪出場に向けて猛アピールする選手と、2020年の東京五輪で中核を担う高校3年生の逸材――。新旧五輪世代の競演が、このゴールデンウィークに東京の地で見られるかもしれない。
リオ五輪の組み合わせも決まり、オーバーエイジ枠の選択など選手選考に注目が集まるU-23日本代表。手倉森監督はギリギリまで戦力を見極めようと、精力的に日本全国を飛び回ってJリーグを視察している。
チームの立ち上げ以降、多くの選手が招集されてきた手倉森ジャパンだが、このチームにこれまで8名もの選手を送り出してきたクラブがある。ここ6年間で計25名の選手をユースからトップチームに昇格させるなど、アカデミーから多くのプロ選手を輩出している東京ヴェルディだ。
年代別代表の経験者の大半がすでに他クラブへ移籍しているが、リオ行きの切符をつかんだアジア最終予選のメンバーには、中島翔哉(現FC東京)と三竿健斗(現鹿島アントラーズ)が入り、立ち上げ時までさかのぼると前田直輝(現横浜F・マリノス)、吉野恭平(現サンフレッチェ広島)、ポープ・ウィリアム(現FC岐阜)が招集されている。
また、現在所属している選手の中にも、南秀仁、杉本竜士、安在和樹の代表経験者がいる。その他にも高木大輔、安西幸輝といった各年代の代表チームに名を連ねてきた、同世代屈指の逸材が揃う。