「責任者が矢面に立つことが必要」 浦和ロドリゲス監督、大敗で場内一周に臨んだ真意

浦和のリカルド・ロドリゲス監督【※画像はスクリーンショットです】
浦和のリカルド・ロドリゲス監督【※画像はスクリーンショットです】

王者川崎に5失点大敗 ロドリゲス監督は不満の声が漏れるなかで選手とともに場内一周

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス新監督は、21日に行われたホームでのリーグ第6節・川崎フロンターレ戦に0-5で大敗を喫すると、強い雨風の中で選手たちとともに場内を一周。その後、「何よりもチームの責任者が矢面に立つことが必要」と思いを明かした。

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 浦和はロドリゲス監督が新たに就任したシーズンで、変化の兆しは見せつつも1勝2分2敗と勝ち点を伸ばしきれない状況で昨季の王者を迎えた。前半は0-1で折り返したものの試合内容自体は拮抗したもので、後半にはより際どく勝敗を争う試合が期待された。

 しかし、ハーフタイム明けからの8分間で立て続けの3失点。さらに後半半ばにも1点を奪われると、試合前から雨風の強い中で太鼓に合わせた手拍子で後押しをしていたサポーターも、さすがに消沈する事態になった。

 試合終了後、場内からは隠しきれない不満の声が漏れるなかで選手たちとともに指揮官は場内を回った。ロドリゲス監督は、「試合に勝った時はいいけれども、負けた時は選手の近くにいてサポートすること。何よりもチームの責任者が矢面に立つことが必要。こういう時だからこそ、近くにいるべきだと思った」と、その思いを話した。

 ここまで浦和は流れの中からのゴールがまだなく、6試合で3得点。一方で失点数は11まで増えた。このゲームを終えて、国際Aマッチウィークに突入することで、立て直しや確認の時間は取れる。選手たちとともに不満の思いを受け止めた指揮官が、どのように浦和を変えていくのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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