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「ミラクル・レスター」を象徴する数々の記録 岡崎の奮闘を証明する”ある数字”とは
主力がそれぞれ際立った数字をマーク
また3つ目として、ポジションの選手がそれぞれリーグ内でも際立った活躍をしていることも紹介されている。
岡崎が「MVPに相応しい」と絶賛したフランス代表MFエンゴロ・カンテは、今やリーグ屈指の守備的MFとして認知されている。ともにリーグ最多の111回のタックルと142回のインターセプトを記録している。
PFA選定の年間最優秀選手賞を受賞したアルジェリア代表のMFリヤド・マフレズは、FW登録以外の選手では最多となる17得点。加えてリーグ2位の11アシストと、一人で28得点に関与するその存在感は圧倒的だ。また22得点のヴァーディは、そのうち半数の11得点が勝ち越しゴールと無類の勝負強さを誇る。
序盤は9試合連続失点と守備に安定さを欠いたレスターだが、中盤戦以降は守備が安定。前線からのプレッシングに加え、一貫して起用され続けたGKカスパー・シュマイケル、主将DFウェズ・モーガン、DFロベルト・フートを中心とした守備陣も奮闘し、リーグトップタイの15試合のクリーンシート(無失点試合)を達成している。
レスターは個々の選手能力がメガクラブの選手から見劣りするとの表現を受けるが、数字で見る限りは、首位に相応しい成績を残しているのは確かだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images