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「ミラクル・レスター」を象徴する数々の記録 岡崎の奮闘を証明する”ある数字”とは
敵陣深い位置でのインターセプトは計61回
2つ目はパスに関する数字だ。レスターの攻撃はイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディをターゲットにした高速カウンターが中心となっている。DFラインから一直線にゴールを目指すダイレクトプレーが多いレスターでは、他と比べて必然的にパスの本数も少なく、成功率の低いロングボールが増える傾向になる。パス総数はリーグで3番目に少なく、全体の成功率はリーグワーストの68%と判明した。
日本代表FW岡崎慎司はリーグでの得点数が「5」と決して多くないが、英国ではすでに高く評価されている。その理由の一つが、前線からの労を惜しまぬ守備での貢献にあるのは間違いない。英メディアによる採点の寸評などでは、毎試合のようにその点を称賛されている。そして、チームとして徹底している前線からのプレスの機能性は数字からも明らかとなった。
ここまでリーグ最多の751回のインターセプト。しかも、そのうち62回が相手陣内、それも相手ゴールに最も近いアタッキングサードのエリアで起きている。