冨安健洋、“劇的”逆転勝利貢献も…伊メディアは“前半”を厳しい評価 「ひどい出来」
0-2で折り返したボローニャは3-2で逆転勝利を収めた
イタリア1部ボローニャに所属の日本代表DF冨安健洋は、20日に行われたセリエA第28節の最下位クロトーネ戦にフル出場した。前半の0-2から3-2の逆転勝利を収めたゲームだったが、イタリアメディアからの評価は高くなかった。
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冨安は右サイドバックで出場したが、前半にフリーキックとPKから2点を奪われる展開になった。一方で、後半に入るとボローニャは一気に攻撃力を発揮して3得点。両チーム合わせて11枚のイエローカードが提示される荒れたゲームを制した。
冨安についてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「5.5点」とした上で、「前半はいくつかのミスがあり攻撃の貢献もないひどい出来だった。後半には自信を取り戻し、ゾーンを支配してパフォーマンスを高めた」と、特に0-2の前半でのプレーが大きな“減点材料”だったとした。
一方で、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は「6点」の採点で、「前半はかなり苦しんだが、後半はチームとともに改善された」という評価だった。
冨安はこのゲームを終えて帰国し、日本代表の一員として国際親善試合の韓国戦(25日/日産スタジアム)とワールドカップ2次予選のモンゴル戦(30日/フクダ電子アリーナ)に備える。イタリアで高い評価を得ている確かなプレーを、日本代表でも見せてくれることだろう。
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