「ロッベンと類似」 堂安律の“特別な才能”に独メディア注目「相手にとって難しい」
助っ人としての働きぶりに現地評価、シュート技術への課題も指摘
ビーレフェルトMF堂安律の特集記事がドイツメディアで掲載され、ブンデスリーガ挑戦1年目の働きに脚光を当てている。攻撃スキルの良し悪しにも触れられ、元オランダ代表の名手を引き合いにさらなる飛躍へ期待を寄せた。
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堂安は昨夏にPSVアイントホーフェンからビーレフェルトにレンタル移籍で加入し、ここまでリーグ戦26試合4得点の成績をマーク。25節のレバークーゼン戦ではMF奥川雅也とのアベックゴールでチームを2-1に導くなど、助っ人選手としての働きぶりに現地メディアから高く評価されている。
ドイツスポーツ誌「11 Freunde」では特集記事が掲載され、「ビーレフェルトが残留争いで生き残れるかどうかは、リツ・ドウアンにかかっている」と紹介。「彼の大きな強みは、1対1の局面で勝てることにある。これは、ドイツのプロクラブのアカデミー(下部組織)ではもう長いこと重視されていなかった特別な才能だ。素晴らしいテクニックと物怖じしない性格、そして低い重心でのドリブルが彼の源であり、相手にとって止めることが難しいハタネズミのようだ」と称えている。
一方、記事ではシュート技術に難点があることにも触れられており、この課題の改善次第ではさらなる成長の可能性もあると同誌は指摘。「シュートが良くなれば、彼はFCフローニンゲンで現役復帰を果たしたウインガーのようになれるだろう。フィニッシュの精度を除けば、ドウアンのプレースタイルはアリエン・ロッベンと類似している部分もある」と、元オランダ代表FWアリエン・ロッベンを引き合いに、ポテンシャルの高さに触れていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)