前代未聞の事件が発生! 観客の投げた花火に選手が激怒、コーナーフラッグを投げ込み没収試合に
スウェーデンの名門マルメの控え選手とサポーターが起こした騒動
ズラタン・イブラヒモビッチの出身クラブとして知られるスウェーデンの名門マルメが、27日のイエテボリとのリーグ戦で前代未聞の事件を起こした。英地元紙「サン」が報じている。
この日ベンチスタートだったマルメのスウェーデン代表MFトビアス・サナが、ウォーミングアップをしている時に事件が起きた。コーナーフラッグ近くでスタンドから花火が投げつけられ、足元で爆発。これに激怒したサナが、スタンドのサポーターとの口論に発展。怒りが収まらないサナはおもむろにコーナーフラッグを引き抜くと、槍投げのようにスタンドに投げつけた。
前代未聞の花火とコーナーフラッグの応酬に、主審は後半28分で没収試合を宣告。試合は0-0のまま終わり、選手はロッカールームに走り去った。今季開幕前にアヤックスから4年契約で加入したサナは、スウェーデン人とブルキナファソ人のハーフ。敬愛する選手はイブラヒモビッチだと常々語っていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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