“リベロ”長谷部が次節復活? 独紙は中盤への影響懸念「素晴らしいサッカーIQを…」
ウニオン・ベルリン戦でヒンターエッガーが欠場の可能性、代役は長谷部と独紙予想
今年1月からボランチで先発出場を続けているフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が、20日に予定されているブンデスリーガ第26節ウニオン・ベルリン戦ではチーム事情によりセンターバックとしてプレーする可能性が高いようだ。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
第12節ボルシアMG戦(3-3)から第22節バイエルン・ミュンヘン戦までのリーグ戦11試合で9勝2分の快進撃を見せたフランクフルトは、その後の3試合では2分1敗で勝ち点2しか取れておらず、明らかに調子を落としている。そのため、20日のウニオン・ベルリン戦は再び勢いを取り戻すためにも勝ち点3が必要な試合となるが、センターバックのレギュラーであるオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーが太ももの怪我によって欠場する可能性があり、最終ラインはメンバー変更が必要になっている。
ヒンターエッガーがいない場合の代替案として真っ先に浮かぶのが、長谷部だ。3バックの中央は、2016-17シーズンにニコ・コバチ監督(当時)によって初めてコンバートされてから今季中盤頃まで、長谷部の定位置とも言えるポジションであり、最終ラインから繰り出される正確な長短のパスと鋭い洞察力を武器にした守備が、チームにとって大きな助けとなるのはすでに実証されている。
フランクフルトの地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」も、「ヒンターエッガーがプレーできないのであれば、代わりにマコト・ハセベがディフェンスラインの中央に入ることになるだろう。ハセベならこのポジションの仕事を非常に上手くこなすことができる。もっと言えば、彼には朝飯前のことかもしれない」と長谷部のリベロ起用の可能性に言及。その一方で、「しかしこの方法は、ハセベが彼の素晴らしいサッカーIQを駆使してバランスを取っている中盤の底のポジションに支障をきたす」とも指摘し、長谷部がいなくなることでフランクフルトの中盤に新たな問題が起きると予想している。