本田トップ下起用の相談役はザック! ミランCEOが加入3年目で適性をようやく把握か
「彼はこの役割に適している」 伊メディアが報じる
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが日本代表MF本田圭佑のトップ下起用に関して、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏に情報を求めたことを明らかにした。イタリアサッカー専門メディア「フットボール・イタリア」が報じている。
28日の株主総会で2015年に8930万ユーロ(約109億円)の赤字を計上したことを報告したガリアーニ氏は、ここ数年に渡る失政によって、株主から退陣を要求されるなど糾弾された。その後セリエAの事務所に向かったが、そこで株主総会での糾弾に関する数々の質問には答えなかったが、日本人メディアによる本田への質問については口を開いた。
前節ベローナ戦で本田は4-3-1-2システムのトップ下で出場した。そのことについてミランのパイプを最大限に生かし、本田を熟知するイタリア人指揮官とコンタクトを取ったという。「私はザッケローニと話した。『彼は常にトップ下でプレーしていた』と認めていた。彼はこの役割に適している。ブロッキはそのように起用する」とガリアーニ氏は語った。
ガリアーニCEOは本田のCSKAモスクワからの獲得に尽力したとされるが、ミラン在籍3年目を迎えても本田が「自分の家」と自認するトップ下でプレーして生まれる可能性を、全く把握していなかったようだ。
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