「森保監督と協議して」 “A代表常連”堂安、U-24代表で連係強化へ…久保&三笘と共演
東京五輪世代のU-24日本代表は26日と29日にU-24アルゼンチン代表との親善試合に臨む
日本サッカー協会(JFA)は19日、国際親善試合U-24アルゼンチン代表戦(26日=東京スタジアム/29日=北九州スタジアム)に臨むメンバー23人を発表した。2試合で指揮を執る横内昭展監督が会見に出席。A代表の常連MF久保建英(ヘタフェ)やMF堂安律(ビーレフェルト)ら海外組は7人、昨季Jリーグで飛躍を遂げたMF三笘薫(川崎フロンターレ)ら国内組16人がU-24日本代表メンバーに入った。
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久保、堂安に加えて三笘が“初共演”する。19年11月に行われた国際親善試合U-22コロンビア戦で初めてコンビを組んだ久保と堂安。そのなかで、昨季大卒ルーキーとして鮮烈な活躍を見せた三笘がメンバー入りを果たした。3人の“共演”は初めてとなるなかで、森保一監督率いるA代表には名を連ねなかった。前日18日に行われた日本代表メンバー発表会見で、森保監督は「(A代表で)『絶対的にスタメンでない』ということであればU-24日本代表が臨む世界的強豪のアルゼンチン戦に回ってもらい、そこで素晴らしい相手とプレーする時間が長いほうが個の成長、五輪に向けての強化にもなる」と話していた。まずは東京五輪に向けて連係を高めていく。
A代表ではDF冨安健洋(ボローニャ)だけが東京五輪世代で招集されている。森保監督は冨安の存在を「コアメンバー」として、A代表の主力として信頼を寄せた。一方で、U-24日本代表に招集された堂安らについて、横内監督は「今回に関して、堂安1人だけではないけれども、強豪アルゼンチンと2試合やれるという点で、森保監督とも協議してこちらでやってもらおうということになった」と説明している。
国際Aマッチウィークを利用して海外組も7人招集する今回の合宿。東京五輪世代が見せる新たな可能性に期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)