南野拓実の去就にも影響!? ドルトムントがリバプールFWオリギ獲得を画策
ジョッタらが優先的に使われ、オリギは今季公式戦1ゴールのみ
ドイツの強豪ドルトムントが、リバプールのベルギー代表FWディボック・オリギの獲得を狙っているようだ。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じている。
リバプールが優勝した2019年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でゴールを挙げて優勝に貢献したことでも知られるオリギだが、チーム内で絶対的なポジションを掴むことはできていない。今季の公式戦出場は17試合で、プレー時間は536分間止まり。得点もリーグカップで決めた1ゴールにとどまっている。
昨季は42試合に出場して6得点4アシストを記録したものの、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネの牙城を崩すことは得できず、そのほとんどが途中交代での出場だった。以前から移籍の噂が絶えなかったが、今年1月の移籍市場ではリバプールが要求した2000万ポンド(約30億円)の要求を満たすクラブはなく、買い手は見つからなかった。
しかし、オリギの市場価値は下がっており、今季終了後には1200万ポンド(約18億円)で獲得可能になるという。そうした条件のなかで、ドルトムントが獲得を計画しているようだ。
前線は不動の3トップの存在に加え、新加入でブレイクしたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタやスイス代表MFジェルダン・シャキリらが優先的に使われている現状で、オリギの序列は6番手以下の状況となっている。オリギの去就はサウサンプトンへ期限付き移籍中の日本代表MF南野拓実の立ち位置に影響を与えることにもなりそうだ。
2年前のCL決勝でヒーローとなりながらも受難の時を過ごすオリギ。今夏にどのような決断を下すのか注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)