“プラチナ化”したレスターのホーム最終戦チケット エバートンファンの粋な計らいが英国で話題に
ペアチケットが240万円に高騰するなか、対戦相手のサポーターが寄付を申し出る
レスター・シティが奇跡のリーグ初優勝に近づくなか、5月7日に行われるエバートンとのホーム最終戦の入場券の”プラチナ化”が進んでいる。インターネット上ではペアチケットが1万5000ポンド(約240万円)で売り出され、クラブ側が出品者のスタジアム入場を禁止するなどの騒動に発展している。
そんな”レスター狂騒曲”が繰り広げられるなか、キングパワー・スタジアムでの今季最終戦で激突するエバートンサポーターによる粋な計らいが、イングランドで話題となっている。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
リバプール在住のエバートンファン、ジョン・マレーさんは、レスター戦の入場券をすでに入手していたが、現在11位のエバートンにとっては敵地での消化試合に過ぎない。そこで、ソーシャルメディア上で「普段試合に行けないレスター・シティのサポーターの親子に寄付する」とプレミアチケットの供出の意思を公表。その後、レスターファンの親子の当選も合わせて発表している。
さらには他のエバートンファンにも、レスターサポーターへのチケット供出を呼びかけている。このマレーさんの粋な計らいは、イングランド中で絶賛されている。
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