「日本で輝きを放ち続ける」 川崎L・ダミアン、“反転40m超弾”を母国メディア大絶賛
川崎の元ブラジル代表FWダミアンが神戸戦で“ゴラッソ”をマーク
J1川崎フロンターレの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは17日の第5節ヴィッセル神戸戦でセンターサークル付近から40mを超える鮮やか反転ロングシュートを決めた。軽やかな身のこなしとさすがのシュート技術を見せつけたストライカーを母国ブラジルメディアが「日本で輝きを放ち続ける」と称賛している。
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ダミアンは今季4試合で4ゴールと序盤戦からゴール量産体制に入っている。後半8分に右サイドのMF家長昭博からのクロスを頭で押し込んだシュートはVARチェックにより家長のオフサイドでノーゴールとなったが、迎えた同27分に先制のゴラッソをマークした。
ペナルティーエリアを大きく飛び出した神戸GK前川黛也のクリアボールを川崎のDF谷口彰悟がカットし、ダイレクトで前線に送ると、このボールがダミアンに渡った。31歳の元ブラジル代表FWはワントラップからコントロールし、そのまま身体を反転させながら右足でロングシュート。ゴールマウスに戻る前川の脇を抜き、ネットを揺らした。
試合は後半アディショナルタイムに神戸DF菊池流帆のゴールが決まってドロー決着となったが、ダミアンはこれで出場5試合5得点。13得点した昨季以上のペースでゴールを重ねている。得点ランキングではセレッソ大阪FW大久保嘉人と並んで現在2位タイだ。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「インテルナシオナル、サントス、フラメンゴで活躍したストライカーがヴィッセル神戸と1-1で引き分けた試合で美しいゴールを決めた」と元ブラジル代表の活躍をレポート。ブラジルの複数クラブやスペインのベティスなどを渡り歩き、19年から川崎でプレーする同選手について「日本で輝きを放ち続けている」と称賛した。
昨季のJ1を圧倒的な強さで制した川崎の中で存在感を示すダミアン。今季もゴールという結果で期待に応えてくれそうだ。