決定的なピンチを脱しドロー　「勝ち点1を取れたことはラッキーだと思わなければ」

　多くのチャンスを浦和に与えたわけではないが、試合終盤にはFW杉本健勇にゴール正面からフリーでヘディングシュートを許すピンチがあった。それだけにペトロヴィッチ監督は「最後のヘディングが入らなかったのはラッキーだった。サッカーの世界では、チャンスを決めきれない中で相手に少ないチャンスを決められて負けるというのはよくあること。その意味ではもしかしたら、今日の試合で勝ち点1を取れたことをラッキーだと思わなければいけないかもしれない」と、“自嘲”気味に話した。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　一昨シーズンにはルヴァンカップの決勝に進出するなど、ペトロヴィッチ監督の就任から札幌はタイトルやAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場権の獲得という結果も視野に入りつつある。その最終的な結果を手にできるかどうかは、試合内容をどれだけスコアに反映できるかという最も難しい課題をクリアしているかにかかっている。