「男が惚れる男」 神戸の熱血漢DF、後半AT“10分”の劇的同点弾に反響「エモい!」
急成長中の神戸DF菊池流帆、首位川崎の連勝を止める魂の同点ゴールを奪う
ヴィッセル神戸は17日、J1リーグ第5節で開幕5連勝中の“王者”川崎フロンターレをホームに迎え、1-1で引き分けた。後半アディショナルタイム10分に生まれたDF菊池流帆の劇的な同点ゴールが反響を呼んでいる。
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前節の名古屋グランパス戦(0-1)で今季初黒星を喫した神戸は、ホームに開幕5連勝と絶好調の川崎を迎えた。試合は両者とも譲らず、0-0のまま終盤に突入。先にスコアを動かしたのは川崎だった。後半27分、前に飛び出した神戸GK前川黛也のフィードをDF谷口彰悟が前線にクリアすると、FWレアンドロ・ダミアンが素早く反転して右足でシュート。ボールはGK前川の脇を通ってゴールに吸い込まれた。いったんはオフサイドの判定が下されたものの、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックの末に得点が認められた。
その後、反撃を試みる神戸だったが、思うように攻め込むことができず、表示された後半アディショナルタイム7分を経過。敗色濃厚となったなか、同AT10分に起死回生の一撃が生まれる。左サイドでDF初瀬亮が粘ってボールを縦に運び、左足でクロス。鋭いボールがゴール前に上がると、前線に上がっていたDF菊池が渾身のヘディングシュートを放ち、ゴール左隅に吸い込まれた。殊勲の同点ゴールを決めた菊池は、ゴール裏のサポーターに向かって歓喜の咆哮。DFトーマス・フェルマーレンらチームメートも祝福した。
このドラマチックな一撃を、DAZN公式ツイッターは「気迫の漢 #菊池流帆 後半ATの同点弾 この試合、攻守において輝きを放った菊池が川崎Fの連勝を止めた!!」との一文を添えて映像を投稿。劇的な一撃は大きな反響を呼んでおり、「気合の入ったプレーに感動した!」「雄叫びMAX」「これはまじ鳥肌たった!」「流帆に闘莉王の残像が見える」「魂がシビれるゴール」「男が惚れる男」「エモい!」「和製セルヒオ・ラモス」「フェルマーレンが抱きしめるのが熱い」など、様々な声が寄せられていた。
“王者”川崎の開幕からの連勝を止める、殊勲のゴールを奪った菊池。飛躍を遂げる大型センターバックは、試合を追うごとに評価を高めている。