大久保がG大阪戦で鮮やかな先制点! J1通算最多ゴール記録を「162」に伸ばす

小林との連携からヘディングで決める

 3年連続J1得点王の川崎フロンターレFW大久保嘉人が、関西の新たなサッカーの聖地でもゴールを挙げた。29日のJ1ファーストステージ第9節のガンバ大阪戦で、前半30分に鮮やかな連携から先制点をゲット。自身の持つJ1通算ゴールを162に更新した。

 この日、川崎は今季からG大阪が本拠地として使用する市立吹田サッカースタジアムに乗り込んだ。前節は浦和レッズ相手に0-1ながら内容で完敗し、首位を明け渡していた。ファーストステージ優勝のためにはどうしても落とせない一戦で、自慢のアグレッシブな攻撃が炸裂する。

 そして前半30分、フロンターレのエースが持ち前の決定力を発揮する。大久保がペナルティエリアやや右に差しかかるところで小林にパスを送ると、小林は相手マーカーをかわして左足でクロスを送る。そこに身長170センチの大久保がジャンプ一番ヘディングで合わせて先制点を奪い取った。

 ゴールデンウィークの連戦でのゴールラッシュを予感させる大久保の一撃。首位奪回を目指す川崎にとって、大きな勇気を与える一撃となった。

 現時点でのJ1通算ゴール数トップ10は以下のとおり。

1位 大久保嘉人(川崎F) 162ゴール              

2位 佐藤寿人(広島) 158ゴール   

3位 中山雅史(アスルクラロ沼津) 157ゴール              

4位 マルキーニョス(元鹿島ほか) 152ゴール              

5位 前田遼一(FC東京) 148ゴール               

6位 三浦知良(横浜FC) 139ゴール               

7位 ウェズレイ(元名古屋ほか) 124ゴール 

8位 ジュニーニョ(元川崎Fほか) 116ゴール

9位 エジミウソン(元新潟ほか) 111ゴール 

10位 柳沢 敦(元鹿島ほか) 108ゴール       

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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