浦和、札幌とホームで0-0の痛み分け GK西川が好守で無失点、攻撃陣は決定力欠く
両者とも決め手を欠きスコアレスドロー
浦和レッズは17日、J1リーグ第5節で北海道コンサドーレ札幌をホームに迎え、0-0の痛み分けに終わった。
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浦和が前節の横浜F・マリノス戦から中2日なのに対し、札幌はガンバ大阪に新型コロナウイルス陽性反応を示した選手・スタッフが出た関係で試合が中止になり、1週間のインターバルで乗り込む日程になった。
立ち上がりから勢いの良さを見せたのは札幌で、古巣対決となるMF駒井善成、MF金子拓郎、FWアンデルソン・ロペスの前線がチャンスを作った。前半27分には金子のシュートがゴールポストを叩く場面もあったが、相手ボール時には5バックになることを辞さない浦和の守備陣に最後のところで粘られてゴールを奪うことはできず、前半をスコアレスで終えた。
後半3分に札幌は、セットプレーの二次攻撃でMFルーカス・フェルナンデスのクロスをゴールから至近距離でDF田中駿汰がヘディングで狙う決定機を迎えたが、浦和GK西川周作が足で弾き出すファインセーブでゴールを許さなかった。
浦和は後半19分、中央大学から加入したルーキーのMF大久保智明をリーグ戦デビューのピッチに送り込むと、そこからやや活性化の兆しが見えた。同27分には大久保の突破で得たFKを、この試合は右サイドバックで出場した主将のDF阿部勇樹が直接狙ったが、札幌GK中野小次郎が落ち着いて弾き出した。
浦和は同33分にもショートカウンターで抜け出したMF田中達也がペナルティーエリア内でフリーのシュートを放つ決定機を迎えたが、GKの正面を突いてゴールならず。全体的に試合を支配したのは札幌だったが、両者とも最後まで相手を決定的に上回る部分を作ることはできずにスコアレスドローで試合を終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)