三好康児、久保&堂安との“レフティー共演”に手応え 「似た感覚の選手とやるのは楽しい」

U-22コロンビア代表戦でMF堂安律、MF三好康児、MF久保建英の競演が実現【写真:Getty Images & Noriko NAGANO】
U-22コロンビア代表戦でMF堂安律、MF三好康児、MF久保建英の競演が実現【写真:Getty Images & Noriko NAGANO】

【三好康児インタビュー】東京五輪世代の久保&堂安との連係について言及

 東京五輪世代である23歳の日本代表MF三好康児は、2019年夏に欧州挑戦を決意し、ベルギー1部アントワープで2年目を迎えた。東京五輪やカタール・ワールドカップ(W杯)出場に向けて日々奮闘するなか、同世代の“左利きアタッカー”をどのように見ているのか。年代別代表やA代表で共演したMF久保建英(ヘタフェ)とMF堂安律(ビーレフェルト)との連係について、手応えを明かした。(取材・文=Football ZONE web編集部・小杉 舞)

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「選手としては東京五輪が開催されると思って準備し続ける、アピールし続けることが大事。開催される、されないでメンタルがブレるようなことはない。自分たちは大事な大会、試合が目の前にあり続けるなかでの五輪。(五輪代表に)決まれば全力を尽くすけど、その前に目の前の自分のやるべきことに全力を尽くす。その先にある五輪、W杯なので。そこが一番かな」

 いまだ新型コロナウイルスの脅威にさらされているなか、今夏の東京五輪開催は不透明な状況だ。それでも、森保一監督が掲げる目標の「金メダル獲得」に向けて立ち止まっている時間はない。東京五輪世代としては2019年11月に久保や堂安、三好ら海外組も含めたメンバーが集まった。だが、U-22コロンビア代表相手に0-2で完敗し、12月にはMF中山雄太(ズウォレ)やMF安部裕葵(バルセロナ)が招集されたU-22ジャマイカ代表戦(9-0)で勝利。その後、海外組はMF食野亮太郎(現リオ・アヴェ)だけが選出された昨年1月のU-23アジア選手権では1勝もできないままグループリーグで敗退した。

 昨年末には合宿が行われたが、三好ら海外組はなかなか東京五輪世代の練習に合流できていない。そのなかで、三好はA代表で経験を積んでいる。

「A代表は(東京五輪代表と)コーチングスタッフが一緒なので、チームの方針や自分の状況は共有できている。だから、そんなにブランクは感じない。あとは個人がそれぞれの舞台で活躍して、チームとして完成させないといけない。でも、日本人同士という利点がある。だからそんなに不安はない」

 国際Aマッチウィークの19年11月に広島で開催されたU-22コロンビア代表戦、この合宿に久保と堂安の“A代表コンビ”は初招集され、2人揃って先発した。三好は後半に途中出場。久保、堂安とともに約21分間プレーした。左に久保、トップ下に堂安、右に三好が入る形で好連係を見せていたが、三好にとってもこの21分間には手応えを得たようだ。

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