C大阪MF坂元、“一撃必殺”の華麗切り返しに脚光 「分かっていても止められない」
横浜FC戦でDF高木友也を手玉に取ってチャンスを創出
セレッソ大阪は17日、ホームでのJ1リーグ第5節で大分トリニータと対戦する。加入2年目のMF坂元達裕は今季ここまでリーグ5戦フル出場で1得点3アシストと攻撃を牽引しているなか、Jリーグ公式ツイッターは成長株の24歳が前節で魅せた華麗な切り返しにフォーカスしている。
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坂元は東洋大から2019年にモンテディオ山形に入団。いきなり全42試合に出場して7ゴールを挙げ、C大阪へのステップアップ移籍を勝ち取った。
昨季リーグ33試合2得点を記録したレフティーは、今季も開幕から得点を量産する元日本代表FW大久保嘉人のゴールを二つお膳立てするなど絶好調。DF松田陸のサポートも受けながら、右サイドで力強く攻撃を牽引している。
Jリーグ公式ツイッターは、13日に行われたリーグ第4節・横浜FC戦(4-1)での坂元のワンプレーをピックアップ。2-1で迎えた後半38分、敵陣右サイドの深い位置でボールを受けた坂元は、マークに来た横浜FCのDF高木友也に対して左足で外に持ち出し、クロスを上げるモーションに入る。高木が止めに来たところを右に切り返し、完全に置き去りに。ゴールライン際をえぐって中央に送った折り返しは相手に引っ掛かり、こぼれ球を拾ったMF清武弘嗣の左足シュートも最終的に外れたが、坂元は個人技でチャンスを作った。
「これぞ伝家の宝刀。分かっていても止められないセレッソ大阪坂元達裕選手の巧みな切り返し」
このようにJリーグ公式ツイッターは称賛。坂元自身、16日のオンライン会見で「去年のドリブルというイメージがあるからこそ、相手が2枚ついて、(松田)陸さんのスペースが空いたり、中に切れ込んだ時になかなか距離感を詰められなかったり、選択肢が圧倒的に増えた。クロスができていれば、またドリブルも生きてくる」と好調の要因を語っている。
C大阪が上位をキープするうえで、坂元はベテラン大久保と並ぶキーマンになりそうだ。