原口元気、名門シャルケ移籍の可能性浮上 今夏“ゼロ円”獲得への関心を独紙報道
今年6月末でハノーファーと契約切れ、去就動向に注目が集まる
ドイツ1部の名門シャルケが、2部ハノーファー所属の日本代表MF原口元気の獲得に興味を示していると、ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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原口は、2018年7月に3年契約でデュッセルドルフからハノーファーに移籍。今季もここまでリーグ戦全試合に先発して5ゴール6アシストをマークするなど攻撃の牽引役としてハノーファーでは欠かせない存在となっているが、今年6月末で切れるクラブとの契約がいまだに延長されていないことから、その去就に注目が集まっていた。
そうしたなか、シャルケ移籍の可能性が浮上。ビルト紙は「ケーニスブラオ(王者の青、シャルケの愛称)が移籍金フリーとなるこのハノーファーの選手に興味を示している」と伝えている。
1904年創設のシャルケは、リーグ優勝7回、DFBポカール優勝5回を誇るドイツ屈指の名門。元日本代表DF内田篤人氏が在籍していた2010-11シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出を果たした。
しかし、今季はブンデスリーガで最下位に沈み、2部降格が濃厚。記事によると、シャルケは来季以降のチーム再建に向けて、かつてシャルケでも指揮を執り、その後はホッフェンハイムやライプツィヒでも監督を歴任したラルフ・ラングニック氏をスポーツディレクターとして招聘すべく、すでに本人と協議中だという。
原口はハノーファーが来季1部に昇格した場合にのみ、残留を希望するとクラブ首脳に伝えたと報じられている。エースナンバー「10」を背負う日本人アタッカーは来季、どのクラブでのプレーを選択するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)