執念のプレー 仙台MF、ライン際の“頭タッチ”に反響「最後にものを言うのは気持ち」
仙台MF松下、ラインを割りそうなボールを頭で押し返す執念のプレー
手倉森誠監督が8年ぶりに復帰したベガルタ仙台は今季、4試合を終えて1分3敗(勝ち点1)で暫定18位と苦しんでいる。13日のJ1リーグ第4節・湘南ベルマーレ戦でも敵地で1-3と敗れてしまったが、MF松下佳貴が見せた“魂のプレー”をJリーグ公式ツイッターが取り上げた。
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開幕3試合で未勝利(1分2敗)だった仙台は、13日に湘南と対戦。前半2分に先制を許し、後半17分までに3点のリードを許す苦しい展開を強いられた。後半25分に相手のクリアボールを拾い、強烈な左足の一撃を突き刺して一矢報いた松下だが、ほかにも前半25分に意地のプレーを見せていた。
0-1で迎えたなか、タッチライン際での湘南DF石原広教とのデュエルに迷わずスライディング。左足で触れたボールがゆっくりとラインを割りそうになると、松下は頭を出してボールをピッチ内に押し返し、そのまま起き上がって攻撃を続けた。
得点チャンスにつながるプレーではなかったものの、松下の気迫が十分に伝わるプレーに、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんがナイスプレーやおもしろシーンを選ぶ「今節のワッキーチョイス」にリクエストされ、Jリーグ公式ツイッターが「頭!? 最後まで粘る執念をご覧ください。ライン際の攻防でベガルタ仙台 #松下佳貴選手が頭でボールタッチ」と動画をアップ。ファンからも多数のコメントが寄せられている。
「こーいう執念のプレー大好き」
「球際に厳しくとはこういうこと」
「サッカーで最後にものを言うのは気持ち」
「これだよ、これ」
「松下様だもん!!」
2019年にヴィッセル神戸から加入して3年目。松下の魂のプレーが開幕から苦しむチームに活力をもたらせるか。