ミラン本田のプレミア行きに米メディアが厳しい分析「トットナムにとって失敗補強になる」
結論は「本田を獲得しない方が良い」
アリ、エリクセン、ラメラの能力を高く評価する一方、「本田は簡単に彼らの誰も押しのけることはできない。ポチェッティーノの求める戦術理解度とフィジカルのレベルに近づくうちに、31歳の誕生日を迎える」と指摘している。
そして、再び韓国人ストライカーと比較している。「対照的にソン・フンミンは同様の懸念を持ちながら契約を結んだが、まだ23歳。伸び代がある」と厳しい意見を呈している。最終的に、非情な結論にたどり着いている。
「スパーズは移籍金に関わらず、本田の獲得には関わらないのが賢明だ。単純にヨーロッパ内外にはもっと適した選手が山ほどいる」
ユベントス以外のクラブが欧州内での競争力を失って久しいセリエAの中でも、凋落甚だしいミランで1得点という本田に対する世界の目は厳しいようだ。ミランの背番号10の誇りにかけて、酷評を跳ね除ける活躍が期待されるところだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images