「勝ち取ることはまだある」 C・ロナウド、ペレ超えの通算770得点到達も慢心なし
カリアリ戦で前半32分までにハットトリックを達成
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間14日のセリエA第27節カリアリ戦(3-1)で前半32分までにハットトリックを達成。キャリア通算770ゴールとすると、自身の公式インスタグラムで元ブラジル代表ペレ氏の記録を破ったことへの思いを投稿している。
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20世紀半ばにブラジル代表の伝説的なストライカーとして活躍したペレ氏は、諸説あるものの、国際サッカー連盟(FIFA)では公式戦のゴール数が767とされている。ロナウドは今月3日のスペツィア戦(3-0)でそのゴール数に並んでいたが、この日のハットトリックで770ゴールに伸ばし、サッカーの歴史上のトップに立った。その思いをロナウドは綴っている。
「彼の試合やゴール、それにまつわる話を子供の頃に聞かなかった選手は世界にいないし、私も例外ではない。だからこそ、世界最高の得点者の称号を獲得し、彼の記録を破ったことへの喜びと誇りに満ちている。マデイラ島の少年の頃には夢にも思わなかった。このエキサイティングな冒険に参加してくれたすべての人に感謝します。チームメイト、対戦相手、そして世界中のファン、そして何よりも、私の家族や親しい友人たちに」
そのうえでロナウドは、「次の試合、次の記録とタイトルを獲得するのが待ちきれない! 未来は明日にあり、ユベントスとポルトガル代表の両方で勝ち取ることはまだたくさんある」と続けた。
ユベントスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦でFCポルトに敗れ、ロナウドは多くの批判を浴びてにわかに放出論も浮上中。しかし、その積み上げてきた数字がサッカー界の歴史に燦然と輝くものであることだけは誰の目にも疑いようがない。