2季ぶりのCL決勝に自信 アトレチコの“神の子”トーレスが歓喜に沸く

アトレチコファンとともに悲願の決勝へ

 後半29分、トーレスはカウンターからゴール前に進出し、右足アウトサイドでシュート。狙いすました一撃はゴールポストを叩き、ヒーローになり損ねた。「エル・ニーニョ(神の子)」の愛称を持つアトレチコのアイドルは「ポスト(直撃)は残念だったね。決まっていれば、さらに大きなアドバンテージを 得られたのに」と無念の思いを吐露していた。それでも、勝利については「ファンタスティックな一夜だった。全てのアトレチコファンとともに喜んでいる」と素直に喜びを表現した。

 過去5シーズン全てでCLベスト4に勝ち残り、優勝1回、準優勝1回を果たしているバイエルンを相手に、アトレチコは貴重な一勝を挙げた。充実の時を過ごすアトレチコにとっては2季ぶり、そしてトーレスにとってはビッグイヤーを掲げたチェルシー時代の2011-12シーズン以来4季ぶりとなるCLファイナルへ大きく前進した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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