サントスの16歳ワンダーキッドにリバプールとレアルが熱視線 熾烈な争奪戦が勃発か
契約解除金78億円の16歳ガブリエウにビッグクラブが熱視線
プレミアリーグ王者リバプールとスペインの強豪レアル・マドリードが、ブラジルの強豪サントスに所属するブラジル人FWアンジェロ・ガブリエウに熱視線を送っている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
「サッカーの王様」の異名を持つ元ブラジル代表FWペレ氏や、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)などのレジェンドを輩出してきたサントスで今、注目されているのが16歳のガブリエウだ。
昨年7月にサントスのU-20チームに昇格したばかりだったが、3カ月後にはクラブ史上2番目に若い15歳でトップチームデビュー。さらに、16歳を迎えた翌11月には2023年までのプロ契約を結び、6000万ユーロ(約78億円)もの契約解除金が付帯しているという。
南米最強クラブを決めるカップ戦「コパ・リベルタドーレス」ではスタメンに抜擢。ブラジル代表ではU-15とU-16ですでにプレーしており、デビューはまだながらもU-17にも招集されている。
英メディア「スポーツ・ウィットネス」が報じたところによると、そんなワンダーキッドに熱視線を送っているのがリバプールとレアルだ。
ただ、リバプールには2019年、サントスからブラジル代表FWロドリゴ獲得を目指したものの、最終的にレアルを選択されてしまったという前例があり、同じ状況だけはなんとしてでも回避したいところ。しかし、「デイリー・ミラー」紙は、「名前は明かされていないが、(2チーム以外にも)ガブリエウに関心を示すクラブが多く存在している」と記しており、今回も一筋縄にはいかなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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