「無双状態」「日本の宝」 川崎MF三笘、相手DF“吹っ飛ばしドリブル”に称賛の嵐
柏戦で1アシスト、後半4分にも場内がどよめくドリブル突破を披露
J1王者の川崎フロンターレは13日、リーグ第4節で柏レイソルと対戦し、1-0で勝利して開幕5連勝を達成した。決勝点は後半35分、後半開始から投入されたMF三笘薫が左サイドを抉ってMF家長昭博のゴールをお膳立てしたが、このシーン以外でもスタジアムをどよめかせるドリブル突破を披露。Jリーグ公式ツイッターがそのシーンの映像を投稿すると、「無双状態」「相手には悪夢」などファンから称賛の声が殺到している。
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この日の川崎は、三笘とFWレアンドロ・ダミアンがベンチスタート。雷雨のためキックオフが30分遅れた試合は、前半から川崎が主導権を握るも柏の守備をなかなか崩せず、0-0でゲームを折り返す。すると鬼木達監督はハーフタイムでの3枚替えを決断し、三笘をピッチに送り出した。
左サイドに入った三笘は、この日も卓越したパフォーマンスを見せる。驚きのシーンが生まれたのは投入直後の後半4分、敵陣左サイドのタッチライン際をドリブルで前進しタイミングを見計らうと、FWクリスティアーノとDF高橋峻希の間をカットイン。ボールが相手の足に当たって縦方向に流れるも、三笘は高橋に体を当てて吹っ飛ばしキープ。クリスティアーノが追走するなか、ゴールライン際を運んでペナルティーエリア内に侵入し右足アウトでマイナスクロスを通すも、FW旗手怜央のシュートは相手GKの正面をつき、最終的に得点には至らなかった。
このシーンと後半35分にアシストをマークした場面の映像を、Jリーグ公式ツイッターが「驚異的なボディバランス。#川崎フロンターレ #三笘薫 のドリブルは”力強さ”も兼ね備える」と綴って投稿すると、多くのファンが反応。「化け物」「無双状態」「相手には悪夢」「やばすぎる」「ドリブルといいフィジカルもエグいな」「日本の宝」「乾のようなボールの運び出し」など称賛の嵐となっている。
昨季もJ1ルーキー最多得点タイ記録となる13ゴールを決めるなど、観る者を驚かせるプレーを見せていた三笘だが、今季は毎試合プレーするたびに、それを上回るインパクトを残している。日本代表入りも期待される23歳アタッカーへの注目度は高まるばかりだ。