C・ロナウド獲得は「間違いだった」 ユーベ元会長が批判「1ゴールに1.3億円かかる」
CL敗退を受けジッリ氏が伊メディアで持論「高額すぎる」
イタリア王者ユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でポルトガルの名門ポルトと2戦合計4-4、アウェーゴール数で下回り大会から姿を消した。2006年から09年までユベントスの会長を務めたジョバンニ・コボッリ・ジッリ氏は、2試合ノーゴールに終わったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、クラブが獲得したのは間違いだったと述べている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ユベントスは2018年夏、1995-96シーズン以来となる欧州王者への返り咲きを目指す切り札として、レアル・マドリードからロナウドを獲得。だが、そこからの2シーズンのCL成績はベスト8敗退、ベスト16敗退に終わっていた。
そして“3度目の正直”として臨んだ今季も報われることはなく、敵地での第1戦を1-2で落とすと、第2戦では延長戦までもつれ込んだ熱戦を3-2で制したものの、2戦合計4-4となり、アウェーゴール差で再びベスト16敗退を喫した。
切り札のはずのロナウドは、今回の2試合でノーゴール。新型コロナウイルスのパンデミックで財政状況が悪化していることなどから、ロナウド退団の可能性も報じられていたなかでの結果に、ジッリ氏はイタリアの「Radio Punto Nuovo」に対し「彼は1ゴールにつき100万(ユーロ/約1億3000万円)くらいかかる。私は一番最初から言っていたが、彼が素晴らしいチャンピオンであることには感謝するけれども、高額すぎるし、あまりにも多くの条件が必要だ」と語った。
そしてロナウドを売るかどうかはユベントスの問題としたうえで、「クリスティアーノ・ロナウドを買ったことは間違いだったのか? 絶対にイエスだ」との見解を述べ、クラブ上層部の判断を批判していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)