「抜群の嗅覚」 東京五輪世代MF、“猛烈インターセプト”の瞬間に賛辞「惚れた」

横浜FMの渡辺皓太【写真:Getty Images】
横浜FMの渡辺皓太【写真:Getty Images】

横浜FM渡辺皓太、今季初スタメンの福岡戦で見せた好守が「ワッキーチョイス」に選出

 横浜F・マリノスは10日のJ1リーグ第3節で、アビスパ福岡に3-1で勝利し、今季リーグ戦初勝利を挙げた。アウェーで快勝を収めたなか、この試合で今季リーグ戦初スタメンとなったMF渡辺皓太が見せた好守にJリーグ公式ツイッターは「抜群の嗅覚」と注目している。

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 開幕戦で川崎フロンターレに0-2で敗れ、第2節ではサンフレッチェ広島と打ち合いの末に3-3で引き分けていた横浜FMは、敵地のベスト電器スタジアムに乗り込み昇格組の福岡と対戦した。今季のリーグ戦初勝利を目指すなか、前半38分にFWマルコス・ジュニオールがPKを決めて先制。後半17分に今季初出場初スタメンのDF小池龍太が追加点を奪うと、1点を返されるも終了間際にFW前田大然が決めて3-1と勝利した。

 今季リーグ戦初勝利を収めたなか、中盤で攻守のつなぎ役として奮闘したのが、初先発となった渡辺だ。お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが、ナイスプレーやおもしろシーンを選ぶ「今節のワッキーチョイス」の一つとして、横浜FMが先制した直後の前半41分に見せた渡辺の守備をチョイス。福岡が攻め込んでくるなか、横浜FM守備陣が跳ね返すも、再びボールを拾われて波状攻撃を受ける。右サイドのタッチライン際でパスを受けたFWブルーノ・メンデスが、後方にいたMF前寛之にボールを下げた瞬間だった。狙いを定めた渡辺が猛然とダッシュし、スライディングでカット。素早く拾ったFWエウベルが持ち運ぶと、たまらずにファウルで止めた福岡DFドウグラス・グローリにイエローカードが提示された。

「猛烈インターセプト」というワッキーさんの評価を受けて、Jリーグ公式ツイッターもこのシーンに映像付きで注目。「狙い定めたスライディング オープンな展開になる中、抜群の嗅覚でボールを奪取」と渡辺の守備を称えると、ファンからも「最高のプレー」「惚れた」「ほんとに素晴らしかった」といった声が上がっていた。

 東京五輪世代で現在22歳の渡辺は、東京ヴェルディから2019年8月に横浜FMに加入して3年目。さらなる飛躍を予感させるワンプレーとなった。

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