名手ジダンの“マルセイユ・ルーレット”級!? シティ女子MFの「幻想的ステップ」に反響
米女子MFラヴェルがCLフィオレンティーナ戦で華麗なテクニックを披露
日本女子代表FW岩渕真奈(アストン・ビラ)もプレーするイングランド1部(FA女子スーパーリーグ)で、華麗なテクニックが飛び出した。マンチェスター・シティのアメリカ代表MFローズ・ラヴェルが、まるで踊るかのような“ルーレット”を披露し、「芸術だ」などと称賛されている。
ラヴェルは2017年に母国アメリカのボストン・ブレイカーズでプロデビューし、その後2年間にわたってワシントン・スピリットでプレー。今季から初めて海外リーグに挑戦している。
3月11日に行われた女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のフィオレンティーナとの第2戦では、先発フル出場。チームも5-0(2戦合計スコア8-0)と大勝してベスト8に駒を進めたなかでラヴェルが技で魅せた。
敵陣で相手のクリアボールを拾うと、左足裏でボールをコントロールし、すかさず右足裏でボールを引く。さらに360度回転しながら逆方向に切り返したかと思えば、そこからフェイントで再び方向転換し、フィオレンティーナの同胞DFジャネル・コーディアを手玉に取った。
シティ公式ツイッターは「幻想的なフットワーク」と動画を公開。元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンの“マルセイユ・ルーレット”を彷彿させるような華麗な技に、「フットワークの芸術だ」「次代のワールドクラス」と称賛の声が上がったほか、リーグ戦では10試合中スタメンは2試合のみにとどまっている状況を受けて、「もっとプレーさせてくれ」といった意見も上がっていた。
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