ミラン22歳守護神にプレミア移籍の可能性浮上 マンUとチェルシーが争奪戦か
イタリア代表GKドンナルンマの代理人がマンU&チェルシーと交渉開始と英メディア報道
ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは今年6月に契約満了を迎えるが、代理人のミノ・ライオラ氏がプレミアリーグの強豪2クラブとの交渉をスタートさせたと、英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
2015年に16歳8カ月でトップデビューを果たし、ミランの正GKに定着したドンナルンマは、今年2月に22歳となったばかりだ。それでも、すでにクラブだけで公式戦238試合に出場。イタリア代表のキャップ数も、22を数えている。
他のポジション以上に、経験が重視されるGKにおいて、この若さでこれだけのキャリアを積んでいるのは異例と言えるもので、ミランとの契約延長交渉が進んでいないとされるドンナルンマに対し、プレミアリーグのチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが関心を示したようだ。
英メディア「フットボール・ロンドン」は、「彼の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、ミランとの新たな契約の交渉を行っている。だが、ドンナルンマの要求額が高く、合意に至っていない」と報じた。ミランはドンナルンマに対して現在の年俸500万ポンド(約7億6000万円)から650万ポンド(9億9000万円)のオファーを送ったという。しかし、選手側は850万ポンド(約13億円)を要求しており、両者の思惑には開きがあるようだ。
そんななか、移籍市場のポッドキャストでダンカン・キャッスルズ氏は、「私たちが集めた情報では、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが、ライオラ氏とドンナルンマについての交渉を開始した。ドンナルンマは彼が選べば、イングランドに移籍することもできる」と明かした。
ドンナルンマは、生まれ育ったイタリアでのプレー続行を望んでいるようだ。しかし、ミランとの契約交渉が不調に終われば、イングランド移籍も選択肢になるという。世界屈指の守護神に成長すると言われるドンナルンマだが、どのクラブが彼と契約を結ぶことになるのか注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)