久保建英の「アイデアについていきたい」 元日本代表MFが語る19歳逸材の“生かし方”

日本代表で一時代を築いた元日本代表MF名波浩氏【※画像はスクリーンショットです】
日本代表で一時代を築いた元日本代表MF名波浩氏【※画像はスクリーンショットです】

“ダブルトップ下”として起用、パートナー候補は?

「ダブルシャドー、ダブルトップ下みたいな形は面白いかもしれません。アンカーがいて、その前の2人として使う。1人が前に出ていったら、もう1人はバランスを取るみたいな感じです。

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 パートナー候補は……今の日本人選手で言ったら、清武(弘嗣/セレッソ大阪)などは面白いでしょう。守備側に回ってもそんなに苦にならないような選手。前後にハードワークできる人材として田中碧(川崎フロンターレ)もいいですね。あるいは大島(僚太/川崎)のような選手と組めば、久保自身もしっかりと使ってもらえるし、自分も人を使いながらというプレーができる。こうした選手が周りにいれば、守備でガンガン帰陣しなくていいので、面白い気がします」

 名波氏の頭の中で膨らむ選手目線での久保との共演イメージと、監督目線での起用法。日本代表で一時代を築いた名手から見ても、19歳レフティーの才能は魅力的なものに映っているようだ。

[プロフィール]
名波浩/1972年11月28日生まれ、静岡県出身。順天堂大学を卒業後の95年にジュビロ磐田に加入し、左利きの司令塔として黄金期を迎えたチームの中心として活躍した。Jリーグ通算331試合34得点、Jリーグベストイレブンに4度選出。1999-2000シーズンにはセリエAのヴェネツィアでプレーした。日本代表としても国際Aマッチ67試合9得点の成績を残し、1998年フランスW杯には背番号10をつけて出場。2000年アジアカップではMVPを受賞し、日本の優勝に大きく貢献している。08年に現役引退。14年から19年まで磐田監督を務めた。

(FOOTBALL ZONE編集部・谷沢直也 / Naoya Tanizawa)



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