「どちらにも来てほしいが…」 レアル主将ラモス、“ムバッペorハーランド”の答えは?
財政的にムバッペの獲得は難しいとし、ハーランドとの合意がより現実的と見解
レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、今夏のターゲットと言われるフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)とノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)の獲得について持論を展開。財政的にも“両獲り”は難しいなかで、ドイツで躍動しているハーランドの獲得が「よりイージーだろう」と語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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タレント揃いのレアルとはいえ、ストライカーの選手層は決して厚くなく、ここ2年は元フランス代表FWカリム・ベンゼマにおんぶに抱っこの状況。いまだ2018年にユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの喪失感が残っている。
そうした状況を打破するための新戦力として浮上しているのが、21歳のムバッペと20歳のハーランドだ。2人はすでに世界屈指の点取り屋として結果を残しているうえに、年齢的にはまだまだ十分な伸びしろを感じさせる未来のスター候補だ。
レアルのキャプテンDFラモスは人気eSportsゲーマーであるイバイ・ラノス氏の「Twitch」配信で、獲得候補とされるムバッペとハーランドについて次のように語ったという。
「どちらにも来てほしいけど、どちらか1人ということなら、ハーランドのほうがよりイージーだろう。ムバッペに関しては財政状況的に難しい。ゴールへのハングリーさ、身体のサイズ、スピードがあるハーランドも悪くない。ハーランドと合意するほうが(ムバッペよりは)イージーだろうね」
レアルの補強について語ったラモスは、さらに今季限りで所属クラブとの契約満了を迎えるメッシや自身についても言及。ライバルクラブのエースFWメッシに関しては「メッシの(レアルへの)加入は大歓迎だよ。俺が彼のために家を用意する」とジョーク混じりで語っている。
その一方で、自身がバルセロナへ移籍する可能性については「ありえない」と断言。「(バルセロナ新会長のジョアン・)ラポルタのことは大好きで特別な思いがあるが、人生にはお金で買えないものがある。シャビや(ジェラール・)ピケがマドリードにいないのと同じこと」と続け、“禁断の移籍”の可能性を真っ向から否定した。
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(FOOTBALL ZONE編集部)