「救世主はナバス」 PSG守護神、バルサの夢を絶つPKストップを海外称賛

前半アディショナルタイム、メッシのPKを阻止してバルサの反撃ムードをストップ
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦で1-1と引き分けたが、2戦合計スコア5-2でベスト8に駒を進めた。守護神のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、1失点こそ喫したが、相手のエースFWリオネル・メッシのPKを阻止した好セーブを海外メディアが称賛している。
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敵地での第1戦で4-1と快勝したPSGは、前半30分にフランス代表FWキリアン・ムバッペがPKを決めて先制。同37分に相手エースのFWリオネル・メッシに芸術的なミドル弾を食らって同点に追いつかれたが、2戦合計スコアでは5-2と大差をつけて、バルセロナを敗退に追い込んだ。
メッシのゴラッソで勢いづきそうなバルセロナに“待った”をかけたのがナバスだった。1-1で迎えた前半アディショナルタイム、PSGはフランス代表DFレイバン・クルザワがペナルティーエリア内でフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを倒してしまい、PKを献上。メッシがキッカーとなり、失点を覚悟しなければいけない状況となったが、横っ飛びしたナバスが左足でシュートを弾き、ボールはクロスバーに当たって味方のクリアにつながった。
フランス紙「レキップ」は、「救世主はナバス」と称賛。ホンジュラス紙「Diario Diez」は「コスタリカ産の万里の長城」「GKのチャンピオン」とフレーズを並べ、スペイン紙「マルカ」も「PK失敗でバルセロナの後半はまったく違うものになった。奇跡はそこで潰えた」と逆転勝利の可能性を完全に絶つファインプレーだったと高く評価していた。
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