「一体どうやったんだ?」 メッシ、完璧すぎる25mミドル弾の反響拡大
前半37分にドリブルから左足を一閃して華麗なミドル弾を突き刺し、意地の1点を返す
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦のパリ・サンジェルマン戦(1-1)で、意地のゴールを決めた。2戦合計スコア2-5でベスト16敗退となったなか、メッシの左足から生まれたゴラッソの反響が拡大している。
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バルセロナは2月16日にホームで行われた第1戦で、フランス代表FWキリアン・ムバッペにハットトリックを許すなど1-4で大敗。大きなビハインドを背負って迎えた敵地での第2戦も、前半30分にPKで先制を許し、苦しい状況に追い込まれる。
しかし、前半37分にメッシが一矢報いた。敵陣のアタッキングサード付近でMFペドリからの横パスを受けると、前が空いていると見るやドリブルから左足を一閃。コスタリカ代表GKケイラー・ナバスもノーチャンスの弾丸のような一撃が、ゴール左上隅に突き刺さった。
ポータルサイト「ヤフースポーツ」オーストラリア版は、「一体どうやったんだ? ファンはメッシの凄まじい瞬間に気をもむ」との見出しでレポートしている。
「33歳は再び魔法の瞬間を生んだ。ペナルティーエリア外の大きなスペースを利用し、絶対的な一撃を放ち、相手GKケイラー・ナバスにチャンスを与えなかった。観る者はその光景が信じられなかった」
記事では、元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏が公式ツイッターで「メッシのこのゴールはスペシャルだ」と綴ったほか、ファンからも「彼のやっていることは信じられない」「これは凄まじい」「なんてゴールだ」「メッシは神だ」といった声が上がったことを紹介している。
メッシは前半アディショナルタイムにキッカーを務めたPKを失敗し、チームも2戦合計2-5でCLベスト16敗退となってしまったため、素直に喜べるゴールとはならなかったが、“メッシ健在”を示したのは間違いない。