クロップ監督がアーセナル撃破の勝因を分析 欠場の香川のコンディションも気遣う

 

「我々はカウンタープレッシングマシーンと化そうとしていた」

 

 ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が16日の欧州チャンピオンズリーグ初戦アーセナル戦で2-0快勝について、相手に対する徹底的なプレッシングによる“圧殺”であると分析している。米スポーツサイトESPNが報じている。

 お互い連動性とスピードを武器としたオフェンシブかつ、魅力的なサッカーを展開するチーム同士の対決で、完敗したアーセナルがボール支配率で56%と上回った。だが、放ったシュートは5本対23本と圧倒的な不利となり、ドルトムントは次から次へと決定機を作った。

 クロップ監督は「我々は数多くのゴール機会を手にしたが、ヴォイチェフ・シュチェスニーが素晴らしい反応を見せた。強敵相手の試合で、2-0勝利は完璧な結果だ」と胸を張った。

 試合は指揮官のアプローチがはまった。「我々はプレッシング、そして、カウンタープレッシングマシーンと化そうとしていた。ボールを迅速に奪うことができた時は、守備は難しくなる。アーセナルに自分たちのスタイルを体現させなかった。運動量が豊富な時にだけ、それは可能になる」

 フィールド上の選手はアーセナルDFラインとボランチに対して連動性を高めた強烈なプレッシングを続けた。その結果が2ゴールにつながった。

 

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