チチャリート、昨夏セリエAのオファーを蹴った理由は「ブンデスの方がレベルが高いから」

ユーベ、ミランよりもCL出場権持つレバークーゼンを選択

 バイヤー・レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートこと、ハビエル・エルナンデスが今夏にマンチェスター・ユナイテッドからブンデスリーガ移籍時に、ユベントス、インテル、ACミランなどイタリア勢からのオファーを一蹴していたことを明らかにした。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 昨季ユナイテッドから期限付き移籍で加入したレアル・マドリードで、途中出場が大半ながらゴールを積み上げたチチャリートは、今季開幕前に人気銘柄となっていた。

「セリエAはレベルの高い大会だ。移籍の可能性は否定しないよ。イタリアからは(昨年の)夏にユーベ、インテル、ミラン、ラツィオ、ローマが僕と契約しようとしていた。でも、僕はバイヤーを選んだ。彼らはチャンピオンズリーグに出場できるし、それが(自分に)すごく必要だと感じたんだ。バイヤーはブンデスリーガの方がレベルが高いと確信させてくれた。それには感謝している」

 チチャリートはセリエA5連覇を果たしたユベントスを筆頭に、長友佑都の所属するインテル、本田圭佑の所属するミラン、そしてローマとラツィオという首都の両名門からもオファーが届いたという。だが、ミランとインテル、ラツィオはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を持たなかったことから選択肢から除外。そして、欧州での競争力の衰えたイタリアよりも、競争力の高まったドイツを選んだことを明らかにしていた。

 

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