ベイル、“減俸”拒絶なら「スタンド観戦」? 海外記者が去就動向への見解指摘

トッテナムでプレーするウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】
トッテナムでプレーするウェールズ代表FWギャレス・ベイル【写真:AP】

45億円の高額年俸がネック、減俸拒絶の場合はレアルで再び不遇の日々か

 現在イングランド・プレミアリーグのトッテナムでプレーするウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、キャリアの判断を迫られているという。英メディア「Football Insider」で、キーラン・マグワイア記者が見解を記した。

 ベイルはスペインの強豪レアル・マドリードからの期限付き移籍で古巣トッテナムに復帰する形になった。一方で、レアルとの契約で年俸は3000万ポンド(約45億円)とされる中で、トッテナムはその40パーセント(1200万ポンド/約18億円)を負担しているとされている。

 しかし、来季に目を向けた時に、新型コロナウイルスの影響で無観客試合が続いたことで大きな損失を出しているトッテナムは、ベイルの年俸を保証するのは厳しい。

 そのため、ベイルが古巣に在籍し続けるためにはクラブ間交渉とは別に大減俸を受け入れる必要があるという。そして、それを拒絶する場合は2022年6月まで契約が残るレアルへ戻り、「スタンドから試合を観戦し続ける」以外の選択肢がないと、同記者は指摘している。

 もちろん、この場合はレアルにとって年俸45億円のスタンド観戦要員が発生することは許容しがたい状況で、何らかの形で放出を模索することになると予想される。ベイルが大幅な減俸を受け入れるかどうかはレアルにとっても大きな要素になると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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