独代表、後任監督は誰に? クロップが“後継者”を否定「リバプールとの契約がある」

去就が注目されるリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:AP】
去就が注目されるリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:AP】

レーブ監督の退任表明を受け、後任候補に名前が挙がる状況に言及

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、今夏の欧州選手権(EURO)限りで退任することが決定した。にわかに後任候補に興味が注がれいている中で、イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「リバプールとの契約を尊重する」立場を表明した。欧州メディアが一斉に報じている。

 クロップ監督は現地時間9日、翌日に控えたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ライプツィヒ戦の前日会見に臨んだ。会見では、このドイツ代表監督の後任問題についての質問が飛んだといい、代表監督の後任候補に名前が挙がる状況についてこう話している。

「レーブは素晴らしい仕事をした。彼は私たちドイツ人がこれまでに経験した中で最も長い在任期間になった。EUROでドイツ代表監督としてのハイライトを作り、トーナメントでできる限りのことをしたいと思っているだろう。そして、他の誰かがその仕事をするだろう。ドイツ協会が解決策を見つけると確信している」

 その上で、クロップ監督は「リバプールとまだ3年の契約がある。契約にサインし、それを維持しようとしている。誰が彼の後継者になるか? 素晴らしいドイツ人監督はたくさんいる」と、自分がその候補にならないと明言した。

 ドイツ紙「ビルト」ではクロップ監督の他、バイエルン・ミュンヘンを率いるハンジ・フリック監督、ライプツィヒで名声を高めたユリアン・ナーゲルスマン氏の名前も挙がっている。果たして、伝統のゲルマン軍団の指揮官に就任するのは誰になるのか。EUROを前にハッキリとした結論を出すのか、それとも大会後にするのか、ドイツ協会の判断にも注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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