「本当にモンスター」 元JリーガーFW、2m超“突き飛ばしシーン”の反響拡大
FWフッキ、強靭なフィジカルを活かした“衝撃シーン”が海外メディアで反響
アトレチコ・ミネイロの元ブラジル代表FWフッキが、母国での復帰戦で相手選手を数メートル突き飛ばした衝撃的なシーンが話題となっている。その反響は止まず、海外メディアは「彼は本当にモンスターだ」「映画の中のハルクのよう」と注目している。
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現在34歳のフッキは2005年に来日し、川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌 (現・北海道コンサドーレ札幌)、東京ヴェルディでのプレーを経て、08年からポルトガルのポルトへ完全移籍。その後、ロシアのゼニト、中国の上海上港(上海海港)と渡り歩き、今年1月末に母国のアトレチコ・ミネイロへの加入を発表していた。
フッキは、現地時間7日に行われた国内リーグのウベルランジア戦(4-0)にスタメン出場。移籍後のデビュー戦でフル出場を果たしたなか、ボールをキープした際のあるプレーが話題に。後方から迫ってきた相手に体を入れられた瞬間、強靭なフィジカルを活かし右腕でその選手を押しのけると、数メートル突き飛ばしてしまったのだ。
この衝撃的なシーンに対し、英メディア「スポーツ・バイブル」は「スマッシュの印象的な力を考えると、相手選手がさらにピッチを横切って滑っていても驚かないだろう」と驚愕の声を上げており、母国メディア「グローボ・エスポルチ」では「審判はこの衝撃的なシーンをマークしていなかったが、ウベルランジアの選手が芝生の上に投げられた距離を計算してみると、相手選手を投げたその距離は2.81メートルだった」と報じられていた。
海外での反響は止まず、ベルギーメディア「VOETBAL24」は「フッキの壮絶な映像が世界中を駆け巡る:”彼は本当にモンスターだ”」と熱視線を送れば、スペイン紙「AS」も反応。アメリカン・コミック「超人ハルク」の主人公ハルクの愛称がつけられていることを引き合いに「恐ろしい:映画のハルクのように相手を何メートルも先に送る」とし、「元ポルトの選手は、ライバルを数メートル離れたところに突き飛ばした。当然ながら、このシーンはソーシャルネットワーク上で広がり、ハルクと比較された」と綴っている。
母国復帰戦で得点を奪えなかったフッキだが、他のライバルを凌駕する圧倒的なフィジカルで健在ぶりを示す形となった。