キャリア全盛に中国へ、元ブラジル代表が“プレミア復帰”を熱望 「ベストを尽くす」
MFオスカルが古巣の“チェルシー愛”を強調 「キャリアを終えられたら…」
中国の強豪、上海海港(昨年まで上海上港)に所属する元ブラジル代表MFオスカルが、最終的には古巣のチェルシーに戻りたいと話している。英メディア「トーク・スポーツ」が報じた。
オスカルは2014年の母国開催ワールドカップ(W杯)で活躍し、大会ベストイレブンにも選ばれた。その当時にはイングランド・プレミアリーグのチェルシーで活躍し、世界屈指の攻撃的MFという評判も得ていた。
しかし、17年に中国移籍。その後はブラジル代表からも遠ざかった。上海ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に毎年のように出場し、浦和レッズや川崎フロンターレと対戦する姿を日本のサッカーファンにも見せてきた。
そのオスカルは「チェルシーは僕の成長を助けてくれて、長年の夢だったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場もさせてくれた。W杯でプレーできたのも、プレミアリーグで優勝できたのもチェルシーの助けがあったからだと思う」と、チェルシーへの愛着があることを語っている。
現在はトーマス・トゥヘル監督が率いるクラブだが、オスカルは「多くの友人がいるし、キャリアをチェルシーで終えられたら……。夢のようだ。チェルシーはあまり経験豊富な選手を新たに獲得しないけど、ヨーロッパのトップでいる。夢のためにベストを尽くすよ」と、古巣への復帰が希望だと話した。
現在は29歳になり、キャリアの最盛期を中国で過ごしたともいえるオスカルだが、“心のクラブ”であるチェルシーに戻る日はやってくるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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